倉元たつおの転がりつづける日々
福岡市議会議員・日本共産党・ロックンロールが大好きだっ・ 城南無料塾の塾長もやってます。あと、劇団すきやきの座長も。
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続々・福岡市にロープウェイは必要?


【続々・福岡市にロープウェイは必要か?】

今回も髙島市長のロープウェイ建設“福岡スカイウェイ構想”について考えてみます。

市がつくった「福岡市ウォーターフロント地区アクセス強化研究会」の資料http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/61905/1/180117daiikkaisiryou.pdf
によると博多駅とウォーターフロント地区を結ぶ大博通りに「道路空間を立体的に活用した新たな交通システム」が必要としています。

その必要性の根拠としてウォーターフロント地区へ人と自動車が大量に集中するから、と述べています。つまり、第2期展示場(マリンメッセをもう一つはつくろうとしている)、ホテル、商業施設等々をつくれば人が増えるだろう、MICEももっと活性化するはずだという希望的観測の推定値が資料に記載されています。(写真)

その数は「16万人/TE(トリップエンド)」←机上の空論です。

これだけ人が集まるからバス路線だけじゃ足らない、地下鉄はコストがかかる、だから新交通システム=ロープウェイが必要だというのです。

注意が必要なのは、16万人/TEとは1日に16万人がウォーターフロント地区にやってくるという意味ではありません。到着と出発それぞれがカウントされ、しかも地区内でA地点からB地点へ動くのもすべてダブルカウントされた結果が16万人/TEの意味です。実際には半分の8万人を大きく下回る人しか集まらないというのが市の推計の真実です。

あたかも大きな数字を発表して新交通システムが必要と市民に思わせようとするやり方は感心しません。

しかも、この16万人/TEに達するにはあと何年かかるのか。なんと「30年後」です。そんな先のことを福岡市が予測できるのでしょうか。いや、できません。

人工島を見てください。「埋め立てた土地を売って賄うから1円も税金は使わない」と言っていました。しかし、「社会情勢の変化が原因」と言って、市の財政から毎年100億円以上もの支出をし、全部売れたとしても160億円から421億円の赤字の見込みです。こんな大赤字を出す福岡市の予測を誰が信じるでしょうか?

ウォーターフロント再整備構想そのものが無理な計画です。
①インバウンドは政治情勢によって来訪者数が大きく変動する
②日本同様、韓国も中国も高齢者社会を迎えるので旅行客数が読めない
③各自治体がクルーズやインバウンドの呼び込み競争を行なっており、福岡一人勝ちの保証はない
④福岡市の人口も当然減っていく

これらの懸念材料が30年後クリアされると誰が断言できるでしょうか。まさに見切り発車のプロジェクトと言わなければなりません。ロープウェイだけでなくウォーターフロント再整備構想自体も中止させないと「第2の人工島」となり後世に多額の借金を背負わせることになります。(ウォーターフロント再整備構想の総事業費を髙島市長は未だに明らかにしていません)

髙島市長の「夢」に30年後の子どもたちが付き合わされれる筋合いはありません。私たちがこんな無駄遣いを今、やめさせなければなりません。

#福岡市にロープウェイはいりません

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続・福岡市にロープウェイは必要?


前回、福岡市のロープウェイ構想について書きました。同僚議員から同構想を論議している「福岡市ウォーターフロント地区アクセス強化研究会」の資料と1月17日に行われた第1回目の議事録を貰い、読みました。

「交通システム事例」として8つ資料に記載されています。その中にあのロンドン市のロープウェイ「エミレーツエアライン」が載っていました。(写真)

システムについて数値が記していますが、驚いたのは「ピーク時運転間隔」。1時間に250本。なんと14秒間隔で出発するのです。これは観覧車やスキーのリフト並みですね。こんな短時間で観光客やコンベンション参加者が旅行ケースをゴロゴロさせて乗り込めるでしょうか。

それだけ険しく運行しても「ピーク時輸送力」は2,500人であり地下鉄の6,400人に比べれば多くはありません。「営業キロ」は1.1km。「総事業費」は56億円。博多駅~ウォーターフロント地区は約2kmの倍ですから、総事業費も倍になるということでJR九州の青柳社長も「総事業費100億円」と発言しているのでしょう。

「議事概要」を見てみますと委員のみなさん好き勝手発言されています。

・民間投資を呼び込むためにも、新たな交通システムを導入するという、「夢を与える」ようなイメージを打ち出すことが大事
・来街者に見せられるような魅力のある交通システムの導入によって「面白いまち」としてのポテンシャルをわかってもらえる
・まちの魅力の観点からは、「国内初」や「乗る楽しさ」など、「事業費以外の指標も考慮」することが必要

市民生活の視点は何もありません。「事業費以外の指標も考慮」って「採算を考えるな」つまり「赤字でも良いじゃん、楽しければ!」ってことですからね。

誰が発言したかは議事要旨には伏せてあるので委員名簿を載せておきます。

・石田東生 筑波大学名誉教授(座長)
・中村英夫 日本大学教授
・辰巳浩 福岡大学教授
・萩島理 九州大学教授
・竹廣喜一郎 福岡市道路下水道局計画部長
・宝満剛 福岡市港湾空港局計画部長
・守田剛 福岡市住宅都市局都市計画部長
・町田一彦 福岡市住宅都市局都心創生部長

しかし、8人中半分が市の幹部。お手盛り感満載やな。

#福岡市にロープウェイはいりません
福岡市にロープウェイは必要?


【福岡市にロープウェイは必要?】

写真はロンドンのロープウエー「エミレーツ・エア・ライン」です。2012年開業。最高高度93メートル。駅は2つ。所用時間5分。1日3,500人が利用。片道大人675円程度というものです。

ロンドン市長が個人的に強く望んで導入に至ったプロジェクトとして知られており、市長の「自己陶酔プロジェクト」と地元では揶揄されているそうです。「開通費用は民間費用でまかなう」という方針も達成できず、観光シーズンは乗客が増えるが、通勤利用者はゼロというデータもあるそうです。(「自治体国際化協会ロンドン事務所月報」より)

オリンピックに便乗して作っちゃったんでしょうね。ロンドンも大変です。

しかし、他人事ではありません。というのが髙島市長が打ち上げた「福岡スカイウェイ」構想です。
http://www.sankei.com/region/news/171222/rgn1712220062-n1.html
「福岡市の高島宗一郎市長は21日の記者会見で、博多駅と博多港ウオーターフロント地区を結ぶ新しい交通手段に関する研究会を設立すると、明らかにした。高島氏は自身の夢として、ロープウエーを導入する構想を描いており、事業性について助言を受ける」

「ロープウエー」ですよ、みなさん。博多駅と福岡サンパレスあたりまでの大博通りをロープウエーで結ぶ!最初に聞いたときは冗談かと思いました。「皿倉山かっ」とツッコミ入れましたよ。しかし、新年度予算では調査・検討費として2,000万円が組まれています。冗談どころか現実味を帯びてきました。

JR九州の青柳社長は「(総事業費は)100億円かかるといわれるが、ロープウェイの輸送力は結構ある。事業として成り立たせるのが課題だが、市の方針が決まれば、ぜひ参加したい」と語っています。これはもうかなり話が進んでいる感じです。

腹が立つのは髙島市長がこの構想を「自身の夢」と語ったことです。前出のロンドン市長の「個人的に強く望んで導入」に似ていますね。夢を実現することは構いませんが、税金ではなく自分のお金でやるべきではありませんか。公私混同も甚だしいと思います。

福岡のロープウエー構想は海外の導入事例を参考にして進めていくそうです。ロンドンの事例も参考例の一つだそうです。しかし、どう見ても失敗例にしかみえないロンドンの事例を参考にしているところを見れば福岡市での失敗も見えているのではないでしょうか。市民の暮らしが大変な時に髙島市長の「夢」を実現するために多額の税金を投入して不要不急のプロジェクトを進めて良いのでしょうか?

#福岡市にロープウェイはいりません
道路陥没事故 情報を公開せよ
TNCニュース「道路陥没で市議会が一時紛糾 議員らが情報公開を求め」でわたしの質問が取り上げられました。

「もしその資料を隠蔽するようなことがあればその調査結果が誰も正しいとか正しくないとか言えない」との発言が紹介されました。

交通事業管理者は「情報をできるだけ公開しなければならない方向で考えている」と答弁したので、とりあえず一歩前進かな。

しかし、油断は禁物。
厳しい監視が必要です。

http://www.tnc.co.jp/sp/news/articles/3373

陥没事故の資料を出さない髙島市長
博多駅前陥没事故。

福岡市と請負った大成建設JVが確認しあった「技術提案等に係る特記仕様書」の一部がこの写真。評価項目の4つ目に「ナトム区間の掘進管理について」とある。

福岡市がこれでやれというお墨付きを出した肝心の内容は黒塗りで公開しない。なぜ隠す?福岡市。まずいことが書いてある?

もう一つ、陥没事故当日に現場にいた作業員は9人。この9人の証言が原因究明にとって極めて重要。大成建設は聴き取りをおこなっている。

しかし、その資料の提出を求めても、議会で答弁を求めても「現時点では非公開」と福岡市は突っぱねる。市民にも議会にも情報を隠す態度で真相が解明できるのか?できんやろ!

だいたい、福岡市は原因究明について国の第三者委員会に丸投げ。そして、議会には資料を出さない。となるとマスコミにも資料は渡らない。

こうやっとけば、第三者委員会で都合の良い調査結果を出すことはいとも簡単やね。

調査結果が正しいかどうかの判断は議会もマスコミも市民もしようがないけんね。

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