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倉元たつおの転がりつづける日々
福岡市議会議員・日本共産党・福岡市議団幹事長です。ロックンロールが大好きだっ。あと、劇団すきやきの座長も。
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警察権力によるスナックつぶし
【警察権力によるスナックつぶし】

♫風営法は今世紀最後の禁止法ってことさ
守っちゃ損する馬鹿だねそんなの見つからなけりゃ良いんだから絶対!

と歌ったのは近田春夫ですが、歌の通りにならないのが現実です。クラブへの相次ぐ警察の摘発は記憶に新しいところですが「大体何で朝まで踊ってちゃダメなんだ」と法改正を求める声が高まり改正となって朝まで営業できるクラブも多くなりました。

わたしも風営法改正の運動に関わらせて貰って野外フェスで署名を集めたり、議員へのロビー活動をやったりしたのでこの法律には思い入れが一定あります。そこにわたしの目に入ってきたのは帯広民主商工会会長の志子田英明さんが書いた「風営法を使ったスナックつぶしー業者と地域への攻撃」というレポートです。

レポートによると、スナックに対して風俗営業の許可なしに「接待」をおこなったとして札幌・ススキノでは経営者100人以上が逮捕されているというのです。しかもその「接待」というのは①お客と談笑したりお酌をした②ショーを見せた、聞かせた③カラオケを勧めた、拍手をした④ダンスをした⑤一緒にゲームをした⑥手を握った、食べ物を口に運んでやった、というから驚きです。

談笑もなく、カラオケに対する拍手もないスナックにお客さんが行きたがるでしょうか?わたしもスナックに行ったことがありますが、ありえないことです。

しかし、現実にお客さんがカラオケを楽しんでいたスナックに突然5~10人の警官がなだれ込んできて「風営法違反だ」と言って、ママさんが手錠をかけられ逮捕される。警察に二週間拘留され罰金100万円、三ヶ月の営業停止処分、当然店は廃業、ということが全国各地でおこっているようです。

取り調べがまたひどいらしく、風営法違反については詳しく聞かれることはほとんどなく「ぼったくり営業をやってないか」「枕営業してるだろう」など人格を傷付ける質問がおこなわれ精神を病んでしまった人もいるそうです。レポートでは取り調べを受けた人たちの声が多数紹介されていますが、どれもひどいもので警察への怒りが湧いてきます。

著者の志子田さんは「なぜここまで異常な取り締まりが続くのか」と二つの考察をおこなっています。一つは、警察の中にある飲食店に対する根深い偏見と差別意識を指摘しています。もう一つは、風営法改正のたびに見られる、警察権限の拡大をあげています。現憲法の元で警察は絶対的ともいえる権限を奪い取られ「戦前の警察を取り戻したい」という願望は今でも警察官僚の中に流れている、と志子田さんは述べ「市民の中に警察の影響を拡大していきたい。今回の動きはそんな願いを反映したものではないでしょうか」と語っています。

わたしもヘイトスピーチのカウンターに行って警察に囲まれ威圧的な態度を取られた経験があります。いま森友問題で公文書が改竄されていたことに国民が怒って国会でデモが行われていますが警察の過剰警備が問題になっています。辺野古の米軍基地建設現場では警察が住民や支援者を強制排除しています。クラブへの摘発も再び行われているようです。

権力が市民に対して権力を振りかざすことは恐ろしいことで認めるわけにはいけません。社会が連帯して監視して声を上げていかなければなりません。

最後にJAGATARAの「SUPER STAR?」(「ごくつぶし」収録ー写真)の一節を紹介します。
♫だけどお聞きよ 誰かさん アイツらはハンパじゃないぜ
本当の正体 見抜いた日には 腰のピストル だてじゃないのさ

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